2018年、「北海道」は命名150年。自然とともに独自の文化を築き上げ、食の宝庫として、人気の観光地として発展してきた。さらに、その開拓者精神で新しい魅力を次々と生み出し、国内外へ発信し続けている。
北海道で独自発展したアイヌ文化は、非常に合理的なライフスタイルだった。また、文字を持たない故か彼らの意匠は、スタイリッシュで美しいデザインが多く、近年さまざまな方面で注目を集めている。
19歳の西野留以さんは、チャレンジ基金の審査に見事合格。単身ダンス留学する。世界中のダンサー憧れの地ロスで多くを学ぶ。夢の実現を目前に、彼女は期待に胸を膨らませている。
母と娘3人が、460km離れた見知らぬ町に移住を決断。その町は、人口が3年連続で増加している。背景には、「ふるさと納税」の税収を財源とした、子育てサポート体制の充実があった。
畜産バイオマスで発電、無料職業紹介所の設置、NPOによるフォローなどのあらゆる移住施策を行っている上士幌町に脱サラでIターン移住した元編集者が地元の食材で造るピザで町おこしに挑戦。
北海道は日本一の醸造用ぶどうの産地。各地でワイナリーが設立され、特色あるワインづくりが盛んに行われている。北海道のワインはどのように生まれ、どう発展してきたのか?
十勝ワインで知られる池田町のもう一つの特産は、ワインと同じぶどうを原材料にする純国産ブランデーだ。香り高いブランデーの炭酸割り「十勝ブラボール」がマッサンに続き大流行?
酪農王国・北海道に、国際コンクールでも賞を取るほどの実力派チーズ工房が次々と設立されている。中でも品質に徹底的にこだわり、味も群を抜いているのが「白糠酪恵舎」だ。
ミシュラン2つ星を獲得した「料理屋 素」は、地元で捕れた野生のエゾシカを懐石料理の中で提供している。脂肪が少ないジビエは和食との相性が抜群。北海道の新しいエゾシカ料理が誕生した。
北海道は長年稲作に不向きとされたが、「ゆめぴりか」の登場とともに人気も上昇し、今では全国第2位の生産量を誇る。そして、旭川に近い東神楽町では、米作の新たなチャレンジが始まっていた。
クラウドファンディング達成率1383%という驚異の数字を出した上川大雪酒造の試験醸造酒。地元の水と北海道産の酒米で造る斬新さと、酒造りの基本にこだわった新スタイルの純米酒とは?
釧路のフレンチレストラン・イオマンテは、ワイン、チーズ、エゾシカ肉など北海道の次世代を担う注目食材を一度に堪能できる銘店。未来の北海道を味わいたいなら、一度は、このお店を訪れたい。